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とうとう、心配していた事態が進行しているように思えます。 “神奈川県の足柄茶から規制値上回る放射性物質検出、県が出荷自粛を要請”という記事が 11日に発表されました。 それを受けて、今頃になって“厚生労働省は11日、神奈川と周辺などにある計14都県に 対し、茶葉の放射性物質についての検査を強化するよう要請した。14都県は神奈川のほか 宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟、山梨、長野、静岡” これからが、お茶の収穫と販売のピークを迎えようとした矢先のこと。 関連業者の痛手は、甚大なものとなるでしょう。 これから、新茶も楽しもうと思っていた人々にとっても同様です。 もっと深刻なのは、福島原発から東京などを通り越して約300キロも遠く離れた場所で放 射能の影響が発覚したことだと思います。 さらに心配なのは、半減期が8日と言われているヨウ素ではなく、半減期が30年と言われて いる放射性セシウムが検出された点。
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足柄茶から規制値上回る放射性物質検出/神奈川新聞
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南足柄規制値超 こんな遠くまで/東京新聞
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足柄茶から規制値上回る放射性物質検出/神奈川新聞
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南足柄規制値超 こんな遠くまで/東京新聞
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福島原発の爆発事故後の、海外の『放射性物質の拡散予測』情報や、ネット上から得られる いろいろな情報によると、多かれ少なかれ放射性物質の拡散は既に全国規模になっていると 指摘されていました。(4月18日の記事参照 ↓) 東京都内でも高い数値を検出された地域があるとの情報も流れていました。 それらを裏付けるような今回の検査結果は埼玉や静岡のお茶の名産地のみならず、他の野菜 や牛乳や水にも影響が出ていないか心配になります。 このお茶についても『直ちに健康には影響がない』とのことですが、信じる人いるだろうか。 この問題は、今後、小中学校の校庭の放射能汚染問題にも発展しそうです。 年間20ミリシーベルトという高い基準設定は、その為の予防策だったのかも。
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浜岡原発の近くには、静岡茶の名産地が広がっていますが
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全国で最も大地震が起こり易い場所にある浜岡原発
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県は11日、南足柄市で採取した茶葉から食品衛生法の暫定規制値(1キログラム当たり500
ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。県内の農水産物から規制値を上
回る放射性物質が検出されたのは初めて。
県は「数回摂取しても健康に影響を与えることはない」としている。
南足柄市産を含む県内産の大半の茶は「足柄茶」として、かながわブランドにも選定されてい
る。
今春摘まれた新茶は今月6日から市場に流通しており、県は農協などに対し製品の自主回収と
出荷自粛を要請、地元で対応している。茶畑のある他地域(16市町村)での検査も早急に進め
ている。
県によると、南足柄市内の茶畑で9日に採取した生葉を県が国の協力を得て2回検査したとこ
ろ、1キログラム当たり、それぞれ550、570ベクレルの放射性セシウムを検出。
放射性ヨウ素は検出されなかった。
4月上旬には、生産者から検査を求める声が県に届いていたという。
神奈川県農協茶業センター(山北町)などによると、県内で今春収穫された「一番茶」のうち、
約2600キログラムがすでに製品化され、今月6日に販売を開始。
その半数ほどが、足柄茶の「新茶」や「特撰(とくせん)」といった銘柄で県内の農協などで
店頭に並んだという。
県は規制値を上回る放射性物質が検出されたことについて、「間違いなく(福島第1原発の)
事故の影響。
地域経済と県民の安心、安全を脅かす問題で非常に遺憾」とし、国や東京電力に対し補償を求
めていく考えを示している。
◆足柄茶 山北町や秦野市などを中心に生産され、県内特産品の「かながわブランド」にも選
ばれている。県の農林水産統計(2006年)によると、17市町村で266ヘクタールの栽培
面積があり、生産農家は513戸。作付面積は、ここ数年増加傾向にある。
[2011年5月12日 神奈川新聞より]ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。県内の農水産物から規制値を上
回る放射性物質が検出されたのは初めて。
県は「数回摂取しても健康に影響を与えることはない」としている。
南足柄市産を含む県内産の大半の茶は「足柄茶」として、かながわブランドにも選定されてい
る。
今春摘まれた新茶は今月6日から市場に流通しており、県は農協などに対し製品の自主回収と
出荷自粛を要請、地元で対応している。茶畑のある他地域(16市町村)での検査も早急に進め
ている。
県によると、南足柄市内の茶畑で9日に採取した生葉を県が国の協力を得て2回検査したとこ
ろ、1キログラム当たり、それぞれ550、570ベクレルの放射性セシウムを検出。
放射性ヨウ素は検出されなかった。
4月上旬には、生産者から検査を求める声が県に届いていたという。
神奈川県農協茶業センター(山北町)などによると、県内で今春収穫された「一番茶」のうち、
約2600キログラムがすでに製品化され、今月6日に販売を開始。
その半数ほどが、足柄茶の「新茶」や「特撰(とくせん)」といった銘柄で県内の農協などで
店頭に並んだという。
県は規制値を上回る放射性物質が検出されたことについて、「間違いなく(福島第1原発の)
事故の影響。
地域経済と県民の安心、安全を脅かす問題で非常に遺憾」とし、国や東京電力に対し補償を求
めていく考えを示している。
◆足柄茶 山北町や秦野市などを中心に生産され、県内特産品の「かながわブランド」にも選
ばれている。県の農林水産統計(2006年)によると、17市町村で266ヘクタールの栽培
面積があり、生産農家は513戸。作付面積は、ここ数年増加傾向にある。
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