本当に安全？

　先日、一ヶ月前に出産した若いお母さんが赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。

　シェパードの赤ちゃんも可愛いけど、やはり人間の赤ちゃんももっともっと可愛いかったです。

　しかし、気になることがありました。彼女は出産の為に地元に帰って来ていたのですが、もう

　すぐ千葉県の方に戻ることになっていたからです。



　福島県の方で放射性物質の為、乳児に水道水は飲ませないようにというニュースを見ていたので、

　早晩関東の方でもと思っていたら、その母子が帰った後で『葛飾区の浄水場の水道水から乳児向

　けの規制値（１キログラムあたり100ベクレル）を上回る放射性物質が検出された』という報道

　があり、案の定、千葉県の方でも同様の事態となりました。

　ミネラルウォーターの争奪戦が始まるだろうと思っていたら、やっぱり思った通りになりました。

　こちら東海地方でも店頭からミネラルウォーターが消えてしまったようなので、東北、関東では

　もっと大変な騒ぎだったんだろうと思われます。

　彼女には、もう少し、こちらにいた方が良いのでは、とアドバイスはしましたが．．．。

　それにしても、最近のマスコミの報道にはうんざりします。

　何が起こっても、『安全です』『安心です』の繰り返し。　でも、殆ど信じていません。


　放射能を浴びても、レントゲン一回分だとか、一年間に浴びても大丈夫な数字だとか、まるで

　○○師が使うような論法で、国民を欺こうとしているように思えます。


　既に、情報をしっかり把握されているというアメリカやフランス等の対応は素早いものでした。

　アメリカは“フクシマ”原発から半径８０キロ圏内からの避難命令を出し、フランス大使館は

　大阪の方への避難指示が出たとの報道が小さな扱いでされていました。

　そう言えば、海外のメディアの方が鮮明な原発被害の写真を掲載していました。

　あまり、こんな記事は書きたくなかったんですが、折角のご縁を頂いた方達には知ってもらう

　だけでもと思って、アップしました。

　あとは、個人個人が解釈、判断されればと思います。

　今まで、原子力発電の危険性を訴えてきていた人たちがいることは知っていましたが、こんな時は

　本当に切実に考えさせられてしまいます。

　ネット検索すれば、いろいろな考え方や活動を見ることができると思いますが、下記のところも

　参考になるかと思います。

　『プルトニウム』『プルサーマル』という言葉を目にするだけでも恐ろしいのに、このフクシマ

　原発に、その危機が潜んでいるというのが心配でなりません。


　『計画停電』やら、『水や野菜』などのパニックも“目くらまし戦法”でなければ良いですが。